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高級クラブの面接における採用基準
企業の面接に何十社も落ちた私が、銀座の高級クラブの面接には一発採用。
こう聞くと、クラブや夜のお店の面接ってかなり簡単そうに思えるかもしれませんね。
ですが、実際は全くそんなことはなくて、高級クラブの面接の採用基準って実は結構あるんです。
私がホステスとして働き出してからおよそ4年間、そのお店がWEBで求人広告を出していることからいろんな女の子が面接に来ていました。
ですがその3割くらいは面接不合格。採用率およそ70%を多いと取るか少ないと取るかはこの記事を読んでいるあなたに任せますが、決して全員入れるわけではないんです。
この記事では私が働いていたお店のママに聞いた、高級クラブの採用基準について解説いたします!
①容姿(若く見えるか)
まずは容姿。実際容姿が勝負の世界なので当たり前ですね。
容姿は芸能人レベルに綺麗でなくても構いませんが、それでもある程度のレベルは要求されます。
そこはママの裁量なので明確にどのくらいのレベル、と決まっているわけではありません。
なので見た目が綺麗であればあまり実年齢は問われない可能性が高いんです。
例えばクラブなどナイトワークの求人の規定に「20〜35歳の女性」と書かれていたとします。ですがこの場合、「見た目がそれくらいの若い女性に見えれば実年齢は問わない」場合もあります。
特に年配の男性って、若い女性が好きな人も多いですからね・・・。
②今までの実績
今までの実績。要は”今までクラブなどナイトワークの仕事を経験したことはあるか”、です。
当然ナイトワーク経験者の方が有利なので、もしホステス以外、キャバ嬢やラウンジレディとして働いていた経験がある場合も積極的にアピールしましょう!
合わせてこれくらいの人数のお客様を持っている、と伝えるのもおすすめです。
ですが未経験者だからと言って圧倒的に不利になるわけでもなく、やる気があること、長く続けていきたいことをアピールすることで経験や実績をカバーすることもできます。
③明るくて、真面目そうか
ナイトワークをなめてはいけません。ナイトワークは学歴がなくてもできる仕事ですが、真面目に働くことが絶対条件です。
なので真面目に働いていけるかどうかもクラブでの重要な採用基準になります。
そして性格が明るそうかどうか。お客様の前に出るんですから、明るい気持ちで接客できる人の方が喜ばれます。
元の性格が暗い人は選ばれない、というわけではなくちゃんと他人に対してニコニコと明るく受け答えができるか、ハキハキ話せるかどうかが問われているんです。
暗い態度をあからさまに出す人と話をしていたら暗い気持ちになりますよね。
④住んでいる場所の近さ
住んでいる場所の近さ。これは採用後を見越して聞いています。
特に高級クラブなど夜のお店の仕事は、閉店時間には終電も終わっていることがほとんど。なので多くのクラブでは終電後に送迎を行ったり、タクシー代を出しているところが多いです。
遠ければそれだけ送迎に費用や時間が掛かるということ。
その費用と照らし合わせて、採用する価値があるかどうかをシビアに判断しています。
例えば家が近い人と家が遠い人、2人が同時期に面接に来て女の子の受け答えや経験も同レベル。
その場合、家が近い人の方を採用するということもあります。
働く側としても、家が近い方が働きやすくてメリットが大きいですよね。
まとめ
高級クラブの採用基準をまとめるとこうなります。
②実績・経験(ナイトワーク経験があるなら思いきりアピール!)
③受け答え(明るくハキハキ答えられればOK)
④家の近さ(送迎代がどれだけ掛かるかチェック)
このように、ホステスとして十分にやっていけるかどうかをしっかり判断されているので、就活と同じで受けに行けば必ず受かる、というわけではないんです。
高級クラブはお客様のために最上級のおもてなしをすることを大切にしています。
そのおもてなしのメインはホステスで、失礼な態度があればお店の信用問題にも関わります。
だからこそしっかりと受け答えをして、働きたい気持ちを誠心誠意伝えられることが、高級クラブの面接に受かるために一番大事なことなんです。
就職活動を経験してきた皆さんならきっと大丈夫。
ホステスになろうか検討している貴女に、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。