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就活に失敗してしまった・・・
大学4年生、周りはどんどん内定をもらっている中自分は内定ゼロ・・・そしてそのまま3月を迎えてしまったら、言いようのない不安や虚無感に襲われてしまいます。
仕事をするために大学まで行って一生懸命勉強したのに、いざ就職活動をしてみればどこにも採用されず、時には自分よりも学校の成績では下だった人が自分の行きたかった企業に採用されている、なんてことも。
私も大学4年生の時、それを経験しました。何十社とエントリーしたのに全部不採用。
見事就職留年をしました。・・・と、かなりあっけらかんに語りましたが、実際は就活に失敗した時は家の外に出られないほど精神的に追い詰められていました。
けれど、親の手前このままニートになるわけにも行かず一念発起。
結果的に見るとそれがきっかけになって、素敵な出会いや幸せな結婚を手に入れたので今はとても充実した生活を送っています!
4年生で就職先が見つからなかったらそこで人生終了ではないんです。
この記事では、就職失敗後の選択肢とそれを選ぶメリットについて解説していきます!
その後の選択肢
就職失敗後の選択肢には以下の5つが挙げられます。
②大学院に進学する
③フリーターとして働く
④起業する
⑤結婚する
字面で見るとかなり大胆な選択肢もあるように見えますよね。
ですが、具体的に見てみると「あれ?こんな生き方も良いかも?」なんて選択肢もあるかもしれません!
そのそれぞれの選択肢についてここで解説していきます。
①就職留年する
私が当初選んだ選択肢です。就職留年生として1年間就職活動に打ち込みます。
通っていた大学で所定の手続きをすることで1〜2年は新卒学生と同じ条件でエントリーして就職活動をすることができます。
なのでメリットとしては、新卒の正社員採用を狙うことができることです。
もう一度行きたかった会社にチャレンジすることもできますしね。
ただ、就職留年をする時に気をつけたいことが面接での理由。
履歴書には学歴や就職留年をしたことを書かなければいけません。なので採用担当者もそのことは当然目に留まります。
その理由を尋ねられて昨年の就職活動で内定がひとつも決まらなかったから、と伝えればそれだけ魅力がない人なんだろうなあ、とマイナスに映ります。
「勉強や研究に没頭していたから」「この業界に就職する上で先に◯◯を勉強しておきたかったから」など、他の人よりも1年遅れたことの理由を納得が行くように明確に伝えましょう。
②大学院に進学する
大学院に進学するのも良いでしょう。自分が勉強してきた分野が好きで、就職もその学科に合わせた業界に行きたい場合はなおさらおすすめです。
経済状況も考えた上で大学院に進学することも考えましょう。
大抵大学院は4年生の夏〜秋にかけて募集している場合が多いです。
なので大学院進学を考えている場合は、募集時期や試験の時期をちゃんと確認しておくことが必要不可欠。
院進学を決めたとしても募集を締め切っていたら、選びたくても選べないですよね。
特に理系学部などの専門的な業界になると、大学院生の方が就職活動が有利になりますし、初任給も高くなります。
③フリーターとして働く
フリーターとしてアルバイトを始めるのも良いでしょう。特に一刻も早く稼ぎたい!と思っている方はアルバイトから始めるのがおすすめ。
募集しているアルバイトの中には社員雇用制度を採用しているところもあるので、そこから正社員になることも夢ではありません。
先ほど紹介した①と③両方を選ぶことも可能で、就職活動の傍らアルバイトをして生計を立てることもできます。
そうなると、職業的には「フリーター」ではなくなるかもしれませんね。
私も最初は①の選択肢を予定していましたが、結果的には収入を得るために始めた高級クラブのホステスの仕事にのめり込んで、①の道を捨ててホステス1本で生きていくことを決めました。
④起業する
雇ってくれる会社がないなら、自分で会社を作れば良いじゃない!なんて、かなり大胆な選択肢のように見えるかもしれません。
ですが、起業することってかなりハードルが低くなっているんです。
今は法律上では資本金1円でも起業することができます。例えばネットショップを開いて手作りのものを売ったり、フリーの家庭教師として自分で生徒を募集して報酬をもらう、というのも言ってしまえば起業のひとつ。
特に最近ではネットやSNSを使って簡単に宣伝することもできます。
「利益を生めるようなアイデアがある」、「自分の得意分野を活かしてこういう仕事がしたい」と思っている方は、これも何かのチャンスと思って起業するというのも立派な選択肢だと思いますよ。
⑤結婚する
結婚する、というのも選択肢のひとつ。古い言葉では結婚して妻になることは永久就職なんて言い方もありますよね。
特に結婚を意識している彼氏がいるという場合、これもタイミングのひとつだと思って結婚するのも良いでしょう。
もちろん結婚はあなたひとりだけで選択することではないので、彼氏と十分話し合う必要があります。
ちなみに私の場合、何の巡り合わせかホステスの道を選んだことで今の旦那さんと出会うことができました。
ホステスとして働き始めておよそ1年、それなりにお店でも顔と名前を知られて来たところで常連さんの紹介で来店されたのが旦那さん。
そのまま意気投合して、交際の末結婚。子供にも恵まれて今はかなり幸せです!
時には就職失敗からこんな結末が待っていることだってあるんですよ。
まとめ
就活に失敗した後の選択肢をまとめると以上の5つ。
就活に失敗することが人生の終わりではないことは冒頭でも触れましたが、時にはその失敗が予想外の成功を生む可能性だってあるんです。
ですが就活に失敗した時はそんなこと考えられないですよね。
なのでまずは自分がどんな未来を歩みたいのかを考えるところから始めましょう。
就活をしている時は自分は正社員になってその会社で働いていくんだろう、というたった1つの選択肢しか見えていない場合が多いです。実際私もそうでしたしね。
でも就活失敗後、ホステスになったことで私は満足のいく今を手に入れられました。
さらに言えば働いていたクラブのお客様の中にも型にはまらない波乱万丈な生き方の末、高級クラブに何度も通えるような経済力や社会的地位を手に入れたお客様もいました。
もちろん正社員として内定をもらうことが、自分の求める将来像に必要な場合もあります。
自分なりにちゃんと結論を出して行動することが大事ですね。
人生に1度や2度の失敗、誰にでもありますから。